はじめに
以前ご紹介したスパイラル形状の小物入れに続いて、
今回は同じ形状を「ファジー表面(Fuzzy Skin)」で仕上げてみました。
3Dプリントは形状だけでなく、
スライサー設定ひとつで“触感”や“雰囲気”まで変えられるのが面白いところです。
今回はその中でも特に手軽で効果が大きい、ファジー表面を使っています。
ファジー表面とは?
ファジー表面(Fuzzy Skin)は、
スライサーソフトの設定で外壁に微細な凹凸をランダムに付ける機能です。
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表面が少しザラっとした質感になる
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指紋や細かな積層ラインが目立ちにくい
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後処理なしでも“完成品感”が出やすい
今回のような小物入れ・インテリア用途との相性はとても良いです。
デザインのポイント
今回の小物入れは、形状自体はシンプルな丸型。
そこにファジー表面を加えることで、次のような印象になりました。
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スパイラルとは違う、柔らかく落ち着いた表情
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光の当たり方で表情が変わる、マット寄りの質感
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触ったときに「ひんやり+ざらっと」した独特の感触
シンプルな形だからこそ、
表面処理の違いがデザインとして成立しています。
大理石風PETGとの相性
今回もフィラメントには大理石風PETGを使用しています。
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白ベースに細かな粒子が入った見た目
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プラスチック感が抑えられ、インテリアになじみやすい
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PETGなので、強度と扱いやすさのバランスも良好
ファジー表面にすることで、
大理石風フィラメントの「石っぽさ」「素材感」がより強調されました。

実際に使ってみて
鍵やイヤホン、アクセサリーなどを入れて使っていますが、
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中身が見やすい
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机の上に置いても生活感が出にくい
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そのまま置いても“見せる収納”になる
という点で、かなり満足度が高い仕上がりです。
スライサー設定の話(簡単に)
細かい数値は省きますが、ポイントは以下だけです。
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外壁にファジー表面を有効化
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凹凸は「弱め」設定(やりすぎない)
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底面や内側には適用しない
これだけで、
普段とほぼ同じ印刷難易度で印象が大きく変わるのが魅力です。
設定を変えると見た目の仕上がり(粗さ)が大きく変わります。



使用した材料・機材について
● フィラメント
大理石風PETGを使用しています。
白系インテリアやナチュラルな部屋との相性がとても良いです。
![]() |
PETGフィラメント1.75mm,【TINMORRY】300mm/s 高速 PETG 3Dプリンター用フィラメント 1.75mm 1Kg マーブルホワイト |
● 3Dプリンタ
今回の造形には、普段使っているFDM方式の3Dプリンタを使用しました。
PETGでも安定して出力でき、ファジー表面も問題なく再現できています。
![]() |
Anycubic Kobra S1 3Dプリンター 600mm/s高速印刷 |
まとめ
同じ形状でも、
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スパイラル → デザイン性・造形感
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ファジー表面 → 質感・落ち着き・完成品感
と、表面処理だけで印象が大きく変わることを改めて実感しました。
3Dプリントは
「形を作る」だけでなく
「どう仕上げるか」を考えると、
ぐっと楽しくなります。
次は、
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色違い
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サイズ違い
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花瓶やプランターへの応用
にも挑戦してみたいと思います。




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