これまでの家庭用3Dプリンターは、「1色で出力して、後から塗装する」のが当たり前でした。
しかし、Bambu LabのAMS(自動素材供給システム)の登場で、その常識は完全に塗り替えられました。ボタン一つで、プラモデルのように色分けされた造形物が完成する時代です。
一方で、多色印刷には「印刷時間の増大」や「フィラメントの廃棄(通称:ポッポ)」という避けられない課題もあります。
この記事では、単なるスペック比較ではなく、「あなたの用途でAMSは元が取れるのか?」という収益性・利便性の観点から深掘りします。
結論|AMSは「色を塗るため」だけのものではない
先に結論を言うと、AMSは以下の方にとって「必須の投資」です。
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塗装の手間をゼロにしたい人(特に文字入れやロゴ入れ)
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サポート材の除去を劇的に楽にしたい人(これが隠れた機能です)
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フィラメントの入れ替えを「自動化」したい人(フィラメントが切れても安心)
👉 迷っているなら「AMSセット」を買うのが正解です。後から単体で買うより1〜2万円ほど安く済みます。
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Bambu Lab P2S Combo 3Dプリンター P2S多色造形 3Dプリンター&AMS2 pro 筐体付き 600mm/s高速印刷 |
AMSを導入して変わる3つの「劇的」な変化
多色印刷ができるようになると、具体的に何が変わるのか。主なメリットは3つです。
1. 「塗装なし」でプロ級の仕上がり
文字、ロゴ、アイコンなどを造形と同時に色分けできます。塗装と違い、色が剥げる心配もなく、表面の仕上がりは製品レベルになります。
2. サポート材の「剥がしやすさ」が異次元
これがAMSの最大のメリットだと断言するユーザーも多いです。 「本体はPLA」「サポートの接地面だけ専用素材(Support for PLA)」と使い分けることで、指で軽く押すだけでサポートがポロリと取れます。 跡も残りません。
3. フィラメント切れによる「印刷失敗」の消滅
「あと少しで印刷が終わるのに、フィラメントが足りない!」という経験はありませんか? AMSに同じ素材を2巻セットしておけば、1巻目が無くなった瞬間に自動で2巻目に切り替えて印刷を続行してくれます。
避けては通れない「AMSの弱点」と対策
収益化や効率を考えるなら、以下のデメリットも理解しておく必要があります。
【目的別】今選ぶべきBambu Lab AMS対応機種
現在、AMSを利用できるモデルは大きく分けて3つです。
① コスパ最強:A1 mini / A1 + AMS Lite
「まずは多色印刷を体験したい」ならこれ一択です。
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特徴: 低価格ながら圧倒的な高速・高精度。
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AMS Lite: オープン型でフィラメント交換が非常に楽。
👉 趣味、子供の知育、名前入りグッズ作成に最適。
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Bambu Lab A1 3D プリンター、多色造形対応、組立簡単、500mm/s 高速高精度 |
② 2025年の標準機:P2S + AMS
現在、最も売れている「正解」の1台です。
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特徴: 密閉型なので、温度管理が必要なABSなどの素材も扱える。
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AMS: 4巻収納。スタック(積み重ね)して最大16色まで拡張可能。
👉 実用品作り、エンジニア、失敗したくない初心者向け。
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Bambu Lab P2S Combo 3Dプリンター P2S多色造形 3Dプリンター&AMS2 pro 筐体付き 600mm/s高速印刷 |
AMSを最大限活用するための「必須アイテム」
AMSを導入するなら、以下の消耗品も一緒に揃えておくと、最初から100%の性能を発揮できます。
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Bambu純正フィラメント(RFID付): セットするだけで「色」と「素材」をプリンターが自動認識します。設定の手間がゼロになります。
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インターフェース用サポート材: 前述の「ポロリ」を実現するために不可欠です。
まとめ|AMSは3Dプリントの「面倒」を解決する投資
「多色印刷=派手なものを作る」と思われがちですが、実は「サポート除去の自動化」「フィラメント交換の手間削減」という、実用面でのメリットの方が大きいです。
特に2025年現在は、ソフトウェア(Bambu Studio)の進化により、初心者でも驚くほど簡単に多色データを扱えるようになっています。
「もし予算が許すなら、AMS付きを選んでおけば間違いありません。」
塗装の匂いや、サポート剥がしの苦労から解放された、快適な3Dプリンターライフを送りましょう!




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